Fair Wages

同じ国の中であっても、労働者が基本的なニーズ（衣食住や薬など）を満たすために必要な最低所得は地域によって異なります。G-Starは、ほとんどの衣料品ブランドと同様に、服を製造する工場を所有していないため、公正な生活賃金を実現するには業界内の献身的な協力が必要です。

ACT on living wages

2019年に、私たちはACT on Living Wagesに参加しました。ACTは、22のグローバルブランドおよび小売業者と、世界中の労働条件や労働組合権の向上を求めて戦うグローバルな労働組合であるインダストリオール・グローバルユニオンとの間で結ばれた画期的な協定です。その目的は、業界レベルでの団体交渉を通じて、繊維工場で働くすべての人の生活賃金を実現することにあります。ACTに参加することで、私たちは公正な支払い条件、賃上げの完全な補填、予測と計画の向上、研修、責任ある撤退戦略をサプライヤーに保証する 購買慣行に取り組んでいます。業界共通の指標とともに、ACTの説明責任およびモニタリング・フレームワークは、より平等なサプライヤーパートナーシップに向けた進展を測定するのに役立つでしょう。

購買慣行

購買慣行は、ブランドとサプライヤーとの関わり合いの重要な部分を占めています。サプライヤーからの仕入れや取引の方法によっては、サプライヤー工場の労働条件に影響を与えかねません。納期ぎりぎりの発注や土壇場でのデザイン変更などをすると、工場作業員のスケジュール調整や生産能力とコストの管理が難しくなるため、私たちはできるだけ前倒しで計画を立てています。これは、労働時間や工場で働く人への賃金の支払いに影響を与えます。ACTへのコミットメントを通じて、購買慣行のさらなる改善に取り組み、労働条件の改善を促すことができます。